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イスラエル、ガザ地区労働者への入国許可枠拡大を発表
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17 Jun 2022 12:06:57 GMT9
17 Jun 2022 12:06:57 GMT9
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- 唯一イスラエルの支配が及んでいない、ガザ・エジプト間のラファ検問所もほぼ閉鎖されたままである。
エルサレム：イスラエルは16日、ガザ地区のパレスチナ人に対する入国許可を2000件追加すると発表した。これにより、封鎖された飛び地となっている同地区からの労働者に対しての入国許可数は合計1万4000となった。
イスラエル国防省のパレスチナ自治区における民政担当機関である占領地政府活動調整官組織（COGAT）は、「安全保障に関する評価の結果、国防大臣は、イスラエルでの労働および商業活動のための入国許可枠をさらに2000人分拡大することを決定しました」と発表した。
COGATは声明の中で「ガザ地区に関する最新の民事措置はすべて、安定した治安が長期にわたって維持されるかどうかによって決定されるものであり、（許可枠の拡大のような）緩和措置も、状況に対する評価に照らして検討されています」と述べている。
イスラエルは、パレスチナのイスラム主義組織ハマスが政権を握った2007年以来、ガザ地区を厳しく封鎖している。
唯一イスラエルの支配が及んでいない、ガザ・エジプト間のラファ検問所もほぼ閉鎖されたままである。
世界銀行の最近の報告書によると、ガザ地区に住む200万人以上の人々の失業率は48％近くに上っている。
イスラエルでの仕事は、何千人ものガザの人々にとっては生命線だ。イスラエルの農場や建設現場では、ガザよりもはるかに高い賃金を得ることができる。
先月、イスラエルは、ガザとの国境は平穏であったにもかかわらず、占領下のヨルダン川西岸地区で暴力による衝突が発生したため、ガザ地区に出入りする人々のための唯一の検問所を2週間近く閉鎖している。
AFP
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