
ドバイ、常勤記者
カルロス・ゴーン元日産会長はフォックス・ビジネスに、「自らを倒す」陰謀があったと「立証できる証拠」および文書を持っている、と語った。
元CEOはレバノンでの水曜の記者会見において、2018年に申立てられた同氏の会計上の不正行為に関する逮捕で背後に存在した、「日本政府の背後にいる関係者たち」の名前を挙げる計画もあることを語った。
ゴーン氏は、日産をその提携先であるルノーと合併させる計画を持っていた。フォックス・ビジネスによれば、それに反応した「彼らはゴーン氏を失脚させたかった」とゴーン氏は確信している。ルノーは日産最大の株主にあたる。
日産CEOとしての地位を諦めることは彼を「危険な立場」に追いやった、とゴーン氏は述べた。後継者となった西川廣人氏を支える代わりに日本を出るべきだったと考えていると彼は付け加えた、とフォックス・ビジネスは報じた。
ゴーン氏はまたフォックス・ビジネスに、日本の司法制度の不公平を理解できなかったことで「本当に取り乱し、苦しんだ」とも語った。
最後の決定的な一撃となったのは妻と話すことができなかったことだった、とも彼はフォックス・ビジネスに告げた。
日本のメディアによれば火曜、カルロス・ゴーン元会長の妻に対して東京の裁判所から偽証罪で逮捕令状が出された。