

アラブニュース
ドバイ: ヨルダン国王が火曜、アンマンのアル・フセイニア宮殿でバーレーンの外務大臣と会談し、地域問題および国際問題について協議した。
国営通信社BNAによると、アブドゥラー2世国王とバーレーンのアブドゥルラティーフ・ビン・ラーシド・アル・ザヤーニ外務大臣は、両国間の協力関係をさらに強化する方法について議論した。
ヨルダンを公式訪問中のアル・ザヤーニ外相は、ヨルダンのアイマン・サファディ副首相兼外務大臣にも面会した。
2人は、発展や、地域内諸国の安定と安全を脅かすさまざまな課題について話し合った。
アル・ザヤーニ外相によれば、パレスチナ、イエメンでの戦争、イランの核ファイル、ウクライナでの戦争、世界の食糧安全保障、エネルギー危機など、多くの地域問題が議論されたという。
アル・ザヤーニ外相はパレスチナ問題に焦点を当て、パレスチナ・イスラエル紛争の終結を呼びかけた。
両外相は、和平プロセスを開始するためには、「パレスチナの人々の権利を保護する包括的で公正な和解」を実現させる必要があることで合意した。
また両者は、ガザでの停戦を実現するためにエジプトが行った努力を称賛し、パレスチナ人とイスラエル人双方の利益のために「停戦延長が必要」であることを確認した。
アル・ザヤーニ外相とサファディ外相は、「2国家解決」が前進のための道であることに合意した。
「この紛争に他の解決策はない」と、サファディ外相は述べた。「もし2国家解決が達成されなければ、我々は1国家の状況へと向かい、人種隔離政策が永続することになる。それでは平和につながらないだろう」
シリアに関する議論の際、サファディ外相は、「シリア危機解決のために汎アラブ的な活動を活性化」する必要性を強調し、それが同国のテロ根絶を助けることになるとした。
また、サファディ外相は、ヨルダンとバーレーンはイラクとその安全・安定に対し、繰り返し支援し続けると述べた。
さらに、両国はイエメンの停戦も歓迎しており、それがイエメンにおける対立の終結とGCC加盟諸国の治安維持に役立つ、包括的な政治的解決につながることを望んでいるとした。