
アラブニュース
ドバイ: イエメンの情報大臣は、フーシ派民兵が子供の予防接種プログラムに対し継続的に加えている制限と、民兵が支配する首都サヌアおよびその支配下にあるその他すべての地域での予防接種キャンペーンの妨害について警告を発した。
ムアンマル・アル・エルヤニ大臣 は、フーシ派が子供の予防接種キャンペーン対して加えた制限は、イエメンが以前、解放宣言を受けた多くの伝染病の出現と拡大の脅威となっていると述べた。
アル・エルヤニ大臣は、イエメンが 2009 年にポリオからの解放を宣言された後、フーシ派の行いが何百件ものポリオ発症につながったと指摘した。
ポリオは2019年にイエメンで再発生し、サアダ県で感染が記録された。また2020年に大臣はサアダ県で30件、サヌアで1件の発症例が記録されたと述べた。2021 年にはポリオが他の地域に広がり、2022 年半ばまでに 160 件の発症例が検出された。
一方フーシ派民兵は、金曜日と土曜日にホデイダ、タイズ、ダーレ、ハッジャ、サアダ、ジョーフ、マアリブの前線で、国連が仲介した休戦協定に 対し230 件の違反を犯した。