
アラブニュース
ドバイ: UAEが、集中豪雨と洪水の被害を受けたスーダンの人々を支援するため、大量の援助物資を送るハルツーム行きの空路の運用を開始したと、エミレーツ通信(WAM)が土曜に報じた。
この援助物資で、少なくとも89人が死亡し、5万棟の家屋が破壊された洪水の避難民14万人以上を支援することを目指す。
この支援には、約1万張りのテント、2万8千個の食料・医療品パッケージ、および120トンの緊急救援物資が含まれ、それにより洪水で被災した人々の生活状況を改善し、危機を食い止めるための当局の努力を支援すると、WAMは伝えた。
青ナイル、ハルツーム、ゲジラの洪水被災地でUAEによる現地活動が始まる中、30トンの避難所支援物資を積んだ最初の航空便が、先に同国を出発した。今後さらに3便が、援助物資を積んでハルツームへ向かう予定である。
国連によると、今年は洪水で、昨年の雨季の2倍に当たる15万人以上が被災しているという。