アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのサルマン国王人道援助救援センター(KSRelief)の国際社会に貢献するための取り組みは、被援助国で援助・救援活動を継続している。
イエメンのマアリブ県では、KSReliefは、内戦中の同国に向けた同センターの今年の食糧安全保障プログラムの一環として、5400人が恩恵を受けることができる96トン以上の食品詰め合わせバスケットを家庭に配布した。
KSReliefの目標は、イエメンの15の州や県の貧困家庭や被害を受けた家庭に、重さにして2万トン以上となる19万2000個以上の食品詰め合わせバスケットを配布することだ。
インドネシアでは、KSReliefは300人以上の低所得者に向けた第2、第3ボランティア・プログラムを開始した。彼らは、裁縫や刺繍、携帯電話のメンテナンス、応急処置、救助、交通事故によるけがの処置、災害管理などの専門的スキル・生活スキルのトレーニングを受ける予定だ。
タンザニアでは、KSReliefの継続中の心臓手術・カテーテル・プロジェクトが、現地に医療ボランティア・チームを派遣した。同チームは173人を診察し、心臓切開手術21件とカテーテル手術30件を成功させた。患者は主に高額な医療費を支払う余裕がない低所得世帯の人たちだった。
一方、オリビア・ルワンバ外相はブルキナファソ政府代表団を率いて、リヤドにあるKSRelief本部を訪問し、同センターの人道援助活動に関するブリーフィングを受けた。