
キーウ:ここ数ケ月間比較的穏やかな状態が続いていたウクライナの首都キーウで、月曜日に2 度の爆発が発生し街を揺るがした。
キーウのヴィタリ・クリチコ市長は、歴史的旧市街や、いくつかの政府機関があるキーウ中心部の広い地域であるシェフチェンコ地区で発生した爆発について報告した。
ウクライナの国会議員レシア・ヴァシレンコ氏は、キーウ中心部にあるキーウ国立大学本館の近くで少なくとも 1 回爆発が発生したことを表す写真をツイッターに投稿した。
キーウの救護サービスの広報官はAP通信 に対し、死傷者が出ていると語った。救助隊員たちは現在様々な場所で救護活動を行っている。スヴィトラーナ・ヴォドラガ氏はこう語った。
死傷者数はまだ分かっていない。
AP通信の複数の記者が爆発音を聞いたが、それらがミサイル攻撃によるものであることは明らかだった。また月曜日の朝、彼らはドニプロ市の中心部でも爆発音が聞こえたと報告した。
最近の戦闘はザポリージャなど、クリミア半島のすぐ北の地域に集中していたが、そのザポリージャ地域のロシア占領地域から土曜の夜を通して6発のミサイルが発射された。
日曜日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は併合したクリミア半島とロシアを結ぶ巨大な橋を破壊した攻撃について、ウクライナの特別部隊が首謀した「テロ行為」であると語った。