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新首相への信任を得たベンヤミン・ネタニヤフ氏 首相時の前任者に対する名誉毀損訴訟に勝利

裁判所はエフード・オルメルト氏(写真右)によるベンヤミン・ネタニヤフ氏と彼の妻・サラ氏、息子・ヤイール氏に関する発言によって3氏が「嫌悪や嘲り、品位の退廃」にさらされたとした。(AP通信)
裁判所はエフード・オルメルト氏(写真右)によるベンヤミン・ネタニヤフ氏と彼の妻・サラ氏、息子・ヤイール氏に関する発言によって3氏が「嫌悪や嘲り、品位の退廃」にさらされたとした。(AP通信)
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21 Nov 2022 09:11:25 GMT9
21 Nov 2022 09:11:25 GMT9

エフード・オルメルト氏は2006年から2009年まで、中道派として首相を務めた

裁判所はオルメルト氏に対し、賠償金としてネタニヤフ氏らに1万7850ドルを支払うよう命じた

エルサレム:イスラエルの新首相への信任を獲得したベンヤミン・ネタニヤフ氏が21日、自身が首相時の前任者であるオルメルト氏に対する名誉毀損の裁判に勝利した。

オルメルト氏は、ネタニヤフ氏と彼の妻、そして息子が精神病を患っていると主張したことがあり、裁判所はこの発言を、ネタニヤフ氏の政治キャリアを傷つける目的があったと認定した。

ネタニヤフ氏の弁護士は、「新たな中傷を打ち砕くものだ」として判決を歓迎した。

自身のクライアントであるネタニヤフ氏の首相在任時に影を落とし、権力奪還への彼の努力を難しくさせている3件の汚職裁判において、ネタニヤフ氏が無罪を主張していることを示唆したのだ。

2006年から2009年にかけて中道派として首相を務めたエフード・オルメルト氏は、昨年のテレビ番組において上記の中傷発言を行った。

当時暫定政権を率いていた保守派のネタニヤフ氏が、政敵の超党派連合により退陣させられる直前のことだ。

11月1日のイスラエル総選挙において自身の率いる勢力が最多の得票数を獲得したネタニヤフ氏は、今後さらに主流派政党が自身の法律上の問題のために連立を離脱した後で、極右の新連立政権を樹立することを目指している。

エルサレム治安判事裁判所は、オルメルト氏によるネタニヤフ氏と彼の妻、息子に関する発言によって同3氏は「嫌悪や嘲り、品位の退廃」にさらされたとし、また被告は正当な医学的評価によって自身の発言を立証することもしなかったと裁定した。

同裁判所は、精神疾患が「いつの日か、他のあらゆる疾患と同じようにみなされる」ことへの希望を表明する一方、オルメルト氏に対し、賠償金として1万7850ドル(6万2000新シェケル)をネタニヤフ氏らに支払うよう命じた。しかし、3人が当初求めていた賠償額は83万7000新シェケルであった。

「損害賠償金として多額の支払いを命じる正当性に関して、公人が民主的プロセスの政治結果に影響を与える試みを『危害を加える意図』だとみなすことはできない」と26ページにわたる判決文の中で、賠償金の減額事由について述べられている。

最近出版されたネタニヤフ氏による自叙伝『ビビ:マイストーリー』において、ネタニヤフ氏は妻のサラ氏について、政策に関する頼れる助言者であり、困難に見舞われた際には「よりどころ」となってくれる存在だと描写している。

また、ソーシャルメディアにおける有名な右派論客である息子のヤイール氏については、「政界に対する聡明な観察者」だと評している。

オルメルト氏の弁護士は、判決を不服として上訴する可能性があると述べた。

ロイター

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