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国連世界食糧計画、サウジアラビアがヨルダンのシリア難民に行った600万ドルの寄付を歓迎

ヨルダンの首都アンマンから北に約80キロ、マフラクの近くにある、シリア難民が暮らすザータリ・キャンプの様子。(資料写真/AFP)
ヨルダンの首都アンマンから北に約80キロ、マフラクの近くにある、シリア難民が暮らすザータリ・キャンプの様子。(資料写真/AFP)
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27 Nov 2022 08:11:56 GMT9
27 Nov 2022 08:11:56 GMT9

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアを拠点とするサルマン国王人道援助救援センター(KSRelief)は、ヨルダンのキャンプにいる多くのシリア難民の家族を支援するために600万ドルの寄付を行った。

国連世界食糧計画(WFP)はこの寄付に感謝の意を表している。

サウジ国営通信が25日、報じた。

この援助は、ザータリ・キャンプ、アズラック・キャンプの人口の約半分にあたる5万人以上の難民の食糧需要を3カ月間満たすのを助けるだろう。

WFP常駐代表兼ヨルダン事務所代表のアルベルト・コレア・メンデス氏は次のように述べた。

「世界食糧計画は、サウジアラビア王国が同国の人道援助機関、サルマン国王人道援助救援センターを通じて行ったこの寄付に感謝しています。世界的危機がヨルダンの脆弱な社会に及ぼす影響が長期化した結果、食料不足の危機にさらされている人が増えているときに寄付をしてくれました」

KSreliefの緊急援助の責任者であるファハド・アル・オサイミ氏は、KSreliefは人道支援組織と協力して世界の食糧安全保障を支援することに意欲的だと述べた。

同氏は、戦略的パートナーとしてWFPと協力してヨルダンのシリア難民を支援することの重要性と、資源入手の可能性と人道的ニーズのギャップを埋めることに貢献することの重要性に言及した。ヨルダン通信が報じた。

難民キャンプにいる、恩恵を受ける人たちは、ブロックチェーン技術を使った電子バウチャーという形で援助を受け、革新的なアイ・スキャニング決済システムを使ってキャンプ内のスーパーマーケットやパン屋で食料を購入する。

食料不足や飢餓、栄養失調といった課題に取り組むに当たって、KSreliefは長期的なパートナーであり、KSreliefは2015年の設立以来、12億5000万ドル以上を寄付し、26カ国で援助計画を支援している、とWFPは発表した。

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