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シリアでのトルコの地上作戦は、対ダーイシュの戦果を「危険にさらす」ことになる:米国防総省

2019年9月8日、トルコ軍との国境沿いのタルアビヤド町郊外で、トルコ軍との合同パトロール中にトルコ軍車両の前を歩く米軍兵士。(AFP/ファイル)
2019年9月8日、トルコ軍との国境沿いのタルアビヤド町郊外で、トルコ軍との合同パトロール中にトルコ軍車両の前を歩く米軍兵士。(AFP/ファイル)
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30 Nov 2022 06:11:33 GMT9
30 Nov 2022 06:11:33 GMT9
  • シリア民主軍は、シリアで奪取した領土からダーイシュの戦闘員を追い出すのに重要な役割を果たした

ワシントン:シリアでのトルコの地上作戦は、対ダーイシュ戦で得られた戦果を「著しく危険にさらす」ことになると、米国防総省が11月29日火曜日に述べ、自制を求めた。

トルコは、イスタンブールで起きたクルド人グループによる爆撃事件以来、シリアとイラクのクルド人半自治区に対して空爆を行っており、シリアで地上作戦を開始すると脅している。

米国が支援するシリア民主軍(SDF)は、現在シリア北東部のクルド人の事実上の軍隊であり、シリアで奪取した領土からダーイシュの戦闘員を追い出す上で重要な役割を担っている。

米国防総省報道官のパット・ライダー准将は記者団に対し、「紛争の継続、特に地上侵攻は、世界がダーイシュと戦って苦労して得た戦果を著しく危険にさらし、この地域を不安定にするだろう」と述べた。

同氏は「私たちは…トルコのシリアでの地上作戦の可能性を引き続き懸念しており、再び自制を求めます」と述べ、同時にアンカラの安全保障上の懸念も認めた。

ライダー氏によると、米軍はSDFとの合同パトロールの回数を減らしたが、再配備はしていない。

「パトロールの回数を減らしたのは…私たちがSDFとこうした提携をしているため、SDFの行っているパトロール回数を減らしたのです」と同氏は語った。

2016年以降、トルコはシリア北部のクルド人勢力に対して何度か侵攻を開始し、国境沿いの地域を支配するようになっている。

AFP

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