
ワシントン:米国のロイド・オースティン国防長官は30日、トルコの国防相に対し、同国によるシリアでの新たな軍事作戦に「強く反対する」と伝え、シリアにおける状況のエスカレーションに懸念を表明した。米国防総省が明らかにした。
同省によると、オースティン国防長官は電話で、11月13日にイスタンブールで発生したテロの犠牲者に哀悼の意を表明した。
「同長官はまた、先日の空爆を含む、シリア北部とトルコにおける行動のエスカレーションに懸念を表明した。
この空爆の一部は、ダーイシュを撃退するためにシリア国内のパートナーと協力している米国人の安全を直接脅かした」と、同省は声明の中で述べている。
「オースティン長官はエスカレーションの停止を求め、トルコによるシリアでの新たな軍事作戦に強く反対するという国防総省の意向を伝えた」
ロイター