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ネタニヤフ首相、パリでマクロン大統領にイランへの対抗における協力の要請へ
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02 Feb 2023 10:02:40 GMT9
02 Feb 2023 10:02:40 GMT9
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- 両首脳は「イランの核開発を阻止するための国際的取り組み」について協議する予定
- イスラエルはウクライナへの軍事支援を検討している
パリ：イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は2日、フランスのエマニュエル・マクロン大統領との会談に臨む。イランの核開発に対抗するうえでの支援を求めたい考えだが、地域での暴力の高まりが影を落としている。
パリのイスラエル大使館によると、両首脳は「イランの核開発を阻止するための国際的取り組み」について協議する予定だ。
ネタニヤフ首相が期待するのは、イランがウクライナに侵攻中のロシアにドローンを供与している一方で国内ではデモを弾圧しているという事実によって、欧米の諸同盟国が2015年の核合意の復活に向けた努力をやめるよう促されることだ。
同首相は、イスラエルはウクライナへの軍事支援を検討しているとも述べており、ウクライナ侵攻に対する以前のより中立的な姿勢を転換したようだ。
外交筋がAFPに語ったところによると、フランスはイランに対処するうえで「断固とした態度」を取る必要性について同意しており、同国の核開発は「危険」であると述べ、またウクライナ侵攻における同国の役割を強調している。
また、イランは数人の外国国籍者を拘束しており、欧米諸国政府は彼らを政治的人質と見なしている。
フランス大統領府によると、マクロン大統領はネタニヤフ首相に対し、「テロに直面するイスラエルに対するフランスの連帯」を示しつつ、「イスラエルとパレスチナの間の暴力の連鎖を煽る可能性の高い措置を回避する必要性を改めて表明する」予定だという。
ネタニヤフ首相によるフランス訪問の直前、イスラエルとパレスチナの紛争が激化する中での直近の戦闘が発生した。ガザ地区上空でロケット弾やミサイルによる攻撃の応酬が行われたのだ。
1週間前には、イスラエルに併合されている東エルサレムにあるシナゴーグで1人のパレスチナ人が銃を乱射し7人を殺害する事件が起こった。ヨルダン川西岸地区でイスラエルが急襲を実施してパレスチナ人10人を殺害した翌日のことだった。
イスラエル大使館によると、4日までフランスに滞在予定のネタニヤフ首相は、フランスのビジネスリーダーや同国のユダヤ人コミュニティーの指導者らとも面会する予定だという。
AFP
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