
ドバイ:首長国の救助隊は、23,000人以上が亡くなったトルコでの2度の壊滅的な地震から120時間後、瓦礫の下から2人を救出した。
エミレーツ通信(WAM)によると、5、60代と見られる男性と11歳の子供が震源に近いカフラマンマラシュ県で救出された。
2人は必要な治療を受けており、現在は健康状態にあるとWAMは報じた。
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救助隊は、世界各国から派遣されており、厳冬の中、地震発生5日後も生存者救出のために時間と闘っている。
「Gallant Knight/2」作戦として、UAEは134人からなる救助隊を派遣し、地震に襲われたトルコとシリアでの生存者捜索を支援している。
WAMによると、首長国の救助隊はこれまでに、カフラマンマラシュ県で4人のシリア人家族を救出し、9人の遺体を収容した。
また、アラブ首長国連邦は、いち早く1億ドルに上る支援を申し出た国々の一つであり、地震の被災者のための食料、医療品、シェルターを搭載した27機の救援機を送った。
負傷者救済のため、トルコのイスラーヒエの町で移動式野外病院の設置作業が進んでいる。
WAMの報道の中で共同作戦指令は、「地震の壊滅的影響によって、シリアとトルコの人々への支援の真摯な姿勢と、災害規模に応じた対応責務を果たすことが求められている」と述べた。