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航空会社は地震後のトルコへの需要回復を期待

2023年3月12日、トルコのハタイ県キリハンで大地震の後、生存者と面会した後に話をするトルコのタイップ・エルドアン大統領。(ロイター)
2023年3月12日、トルコのハタイ県キリハンで大地震の後、生存者と面会した後に話をするトルコのタイップ・エルドアン大統領。(ロイター)
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15 Mar 2023 02:03:34 GMT9
15 Mar 2023 02:03:34 GMT9

イスタンブール:トルコ航空とルフトハンザドイツ航空の合弁会社であるサンエクスプレスは、14日、2月の壊滅的な地震で一時的に落ち込んだトルコへの夏の予約が、今月に入って急増したと語った。

同航空は今年、1,200万人以上の乗客を運ぶ見込みであると、最高経営責任者のマックス・コウナツキ氏はイスタンブールでの記者会見の場でロイター通信に語った。

トルコでは、4万8000人以上が死亡し、数百万人が家を失った大地震の後、数日のうちに予約は50%減少したとコウナツキ氏は言う。

「地震直後の最初の1週間は、需要が大幅に落ち込み、海外からの需要はおよそ50~52%減少した。しかし、2週目には需要が上向きになった…およそ10日間にわたって打撃を受けたが、その10日以降、需要は完全に回復した」とコウナツキ氏は語った。

「3月初めの数字によると、先行予約は昨年より60%も多かった。」

記者会見で提供された情報によると、アンタルヤに本拠を置くサンエクスプレスは、昨年、主にトルコとヨーロッパ諸国の間で1,070万人の乗客を運び、座席利用率は85%で、パンデミック前の水準を上回ったという。

トルコは、高いインフレ率と慢性的な経常赤字に直面しているが、今年の観光収入は560億ドルに達することが予想される。

コウナツキ氏は、サンエクスプレスは今年、16億3000万ユーロ(17億5000万ドル)の収益と、8,010万ユーロの金利税引き前利益(EBIT)を達成する見込みだと語った。これに対し、昨年の収益は14億9000万ユーロ、EBITは8,500万ユーロだという。

「インフレ、 燃料価格、 外国為替の変動は大きい…そのため、我々はその想定を保守的にしている」と同氏は述べ、サンエクスプレスは燃料と外国為替に関するヘッジ戦略を成功させていると付け加えた。

同氏は、サンエクスプレスは今年、座席数を13%増やし、26路線を追加する予定であると述べ、今シーズンは66機の航空機を使用して運航すると付け加えた。

ロイター

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