Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 中東
  • イスラエル、ヨルダン川西岸地区の入植地4ヶ所を禁止していた法律を廃止

イスラエル、ヨルダン川西岸地区の入植地4ヶ所を禁止していた法律を廃止

世界の大国の大半は、イスラエルが1967年の戦争で奪った領土に建設された入植地は国際法上違法であると見なしている。(ロイター、ファイル写真)
世界の大国の大半は、イスラエルが1967年の戦争で奪った領土に建設された入植地は国際法上違法であると見なしている。(ロイター、ファイル写真)
Short Url:
21 Mar 2023 07:03:40 GMT9
21 Mar 2023 07:03:40 GMT9
  • 2005年に可決されたこの法律は、ヨルダン川西岸地区北部のユダヤ人入植地4ヶ所の立ち退きと、イスラエルのガザ地区からの撤退を命じていた

エルサレム:イスラエル国会は21日、占領下のヨルダン川西岸地区の入植地4ヶ所の立ち退きを命じていた法律を廃止した。ベンヤミン・ネタニヤフ首相の強硬派連立政権による最初の大きな動きの一つとなった。

2005年に可決されたこの法律は、ヨルダン川西岸地区北部のユダヤ人入植地4ヶ所の立ち退きと、イスラエルのガザ地区からの撤退を命じていた。

この法律の廃止により、イスラエル軍による承認という条件のもとでユダヤ系住民がこれらの入植地に戻ることが可能になる。

イスラエルは1967年の戦争以降、パレスチナ人が将来の国家の核と見なす土地に約140ヶ所の入植地を建設してきた。

公認の入植地に加え、入植者の集団が政府の許可なく多数の拠点を建設している。

世界の大国の大半は、イスラエルが1967年の戦争で奪った領土に建設された入植地は国際法上違法であり、パレスチナ人が将来の国家のために求めている土地に侵食する入植地拡大は和平への障害であると見なしている。

イスラエル国会の外交・防衛委員会のユリ・エデルスタイン委員長は、「イスラエルが自らに属する祖国の領土において真に修復され確立されるための最初の重要な一歩」であるとして今回の動きを歓迎した。

ロイター

 

特に人気
オススメ

return to top