
ドバイ:イラン革命防衛隊部隊の軍事顧問がシリア首都近くでイスラエルの空爆による負傷が原因で死亡した。半国営メフル通信が1日伝えた。
2011年に始まった内戦でイラン政府がバッシャール・アサド大統領の側について以来、イランのシリアへの影響力は高まっており、イスラエルは、イランに関係する標的であるとする施設を長年にわたり攻撃している。
イランは、シリア政府の要請により、幹部がシリアでの顧問的な役割に就いているとしている。シリアの紛争では、上級幹部を含む数十人の革命防衛隊の隊員が死亡している。
「メクダッド・メクダニ氏が、31日未明に行われたシオニストの攻撃で負傷し、殉死した」とメフル通信が伝えた。
また、シリア人権監視団の報告では3月だけで6回目とされる31日のシリアへの空爆で、革命防衛隊の軍事顧問で幹部であるミラド・ハイダリ氏も死亡した。
31日、革命防衛隊はイスラエルの攻撃に応酬すると誓った。
ロイター