
アラブニュース
ロンドン:UAEのシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領は4日、ベンヤミン・ネタニヤフ首相との電話会談で、イスラエルとの関係強化について協議したと、エミレーツ通信社(WAM)が伝えた。
WAMの報道によると、シェイク・ムハンマド大統領は「イスラエルとの二国間関係に対するUAEの継続的なコミットメントを確認した」という。
シェイク・ムハンマド大統領は、2020年にUAE、バーレーン、モロッコ、スーダンとイスラエルとの関係を正常化するために米国が仲介したアブラハム合意について、 「複数の分野やセクターで国々が協力するためのさらなる枠組み」 を提供したと述べた。
また、シェイク・ムハンマド大統領は会談で、UAEがイスラエルや他のアラブ諸国と協力して地域の平和を確保することを「再確認」した。
今年に入り、米国、UAE、バーレーン、イスラエルの国家安全保障担当補佐官は、地域統合の深化について協議した。
この協議は、米国のジョー・バイデン政権が力を入れている、イスラエルと国交正常化するアラブ諸国を増やすという枠組みの中で行われた。
共同声明によると、4か国はクリーンエネルギー、新興技術、地域安全保障、通商関係についても協議した。