• 紛争が100日以上続き、全国で少なくとも3,900人が死亡したスーダンで、直近の爆撃により新たな死者が出た

ワドメダニ、スーダン：スーダンの敵対する将軍たちによる空爆と集中砲撃で、25日にハルツームの1地域において少なくとも16人が死亡したと、地域団体が伝えた。

紛争が100日以上続き、全国で少なくとも3,900人が死亡したスーダンで、直近の爆撃により新たな死者が出た。

ハルツーム北西部のオンバダ地区にある民間の住宅に砲弾が当たり、「この無意味な紛争により、今日16人の市民が死亡した」と、この地域団体は発表した。

この団体は、紛争開始以来、途切れがちなインターネットや固定電話回線を使ったり、自らの命を危険にさらして外へ出向いたりすることで物資を調達してきた、多くの民主化を支持する「抵抗委員会」のひとつだ。

直近の攻撃による犠牲者の総数はいまだ明らかになっていないと、この委員会は付け加えた。

地元住民のモハメド・マンソウル氏は、爆発で破壊された家屋の瓦礫の中から「8人の遺体を運び出す手伝いをした」と語った。

「隣の家で、子ども2人を含む4人が亡くなった」と、別の住民、ハガー・ヨーセフ氏が述べた。

軍長官のアブドゥルファッターフ・ブルハン・アブドゥルラフマーン・ブルハン氏と、同氏の元副官で即応支援部隊（RSF）の司令官であるモハメド・ハムダン・ダガロ氏の間で4月15日に始まった戦闘により、330万人以上が自宅からの避難を強いられてきた。

戦闘の多くは首都ハルツームの人口密集地域で行われており、街の南の軍の弾薬部隊に対するRSFの新たな攻撃があったことを、住民らが25日に報告した。

民主化を支持する法律家たちは、ハルツームの南部と中央部の民間人は再び、拠点として「戦闘員らが使用するために自宅から強制退去」させられていると述べた。

米国とサウジアラビアの仲介役らは以前に、「民間住宅、民間企業、公共施設の占拠」についてRSFを非難していた。3カ月以上にわたって数百万人が猛暑の中、水と電力の使用を制限し、家族を爆発から守っており、まだ機能している数少ない医療施設に行くこともできずにいる。

世界保健機関（WHO）は25日に、「国内の67パーセント以上の病院が機能を停止する中で、スーダンが直面する「壊滅的な人道危機」について警鐘を鳴らした。

医療施設や援助施設そのものも、頻繁に攻撃を受けたり、双方の部隊による略奪にあったりしている。戦闘員らは、横行する性的暴行についての告発も受けており、WHOはこの報告に「愕然」としていると述べた。

性的犯罪およびジェンダーに基づく犯罪の疑惑は、今月発表された国際刑事裁判所によるスーダンにおける戦争犯罪の疑いに対する新たな調査の焦点となっている。

WHOは雨季の病気の蔓延を防ぐための緊急対策を改めて求めた。6月に始まった雨季の影響で、マラリアやコレラといった水系感染症の報告が増えており、特に辺境地域で感染が拡大している。

「感染拡大を止める緊急措置が講じられなければ、病気の蔓延でより多くの命が失われるだろう」と、WHOの東地中海地域事務局長アフメド・アル・マンダーリ氏とアフリカ地域事務局長マシディソ・モエティ氏は語った。

国連の児童機関は24日に、戦闘開始以来「2,500件、平均すると1時間に少なくとも1件の子どもの権利に対する重大な侵害」が報告されており、少なくとも435人の子どもが死亡し、2,025人が負傷したと発表した。

国連によると、スーダンの人口4800万人のうち半数以上が援助と保護を必要としているが、治安上の課題、官僚的ハードル、各援助団体が指摘するその他の障害のせいで、援助を受けられるのはごく一部の人々だけになっている。

国連の世界食糧計画（WFP）は、需要が高まる中、140万人以上に緊急食糧援助を届けたと述べた。

スーダンの主要市民連合「自由と変革勢力（FFC）」は、24日にカイロで始まり、「平和への道筋を回復し、スーダンの紛争を止める」ことを目指した2日間の市民会合に参加したと、FFCのジャアファル・ハッサン報道官が述べた。

AFP