
ロンドン:バーレーンは国民に対し、外務省が発表した勧告に従い、安全のためにレバノンへの渡航を控えるよう呼びかけた。
バーレーン外務省は、すべてのバーレーン国民に対し、レバノンへの渡航を控えるよう呼びかけた。
市民は、緊急の場合にはダマスカスのバーレーン大使館に連絡を取り、支援を求める必要がある。
MoFA calls on Bahraini citizens to abide by statements issued previously not to travel to Lebanonhttps://t.co/l8xL2PqfRE
— وزارة الخارجية 🇧🇭 (@bahdiplomatic) August 5, 2023
レバノン南部のアイン・アル・ヘルワ・パレスチナ難民キャンプで対立する派閥が衝突する中、サウジアラビア、クウェート、ドイツ、英国は同様の声明を発表した。
「在レバノンサウジアラビア大使館は、国民に対し、武力紛争が起きている地域に近づいたり、立ち入ったりしないよう警告し、レバノン領土から速やかに離れるよう要求した」と、サウジアラビア大使館は金曜日に声明を出した。また、「サウジ当局によるレバノンへの渡航禁止令に従うことの重要性」に重点を置いていた。
クウェート外務省がXに投稿した声明によれば、同省は土曜日未明、レバノンにいるクウェート人に対し、警戒を怠らず「治安が乱れている地域」を避けるよう勧告を出したが、その時点では国外退去を求めるまでには至らなかったという。
8月1日、英国はレバノンへの渡航情報を更新し、レバノン南部のパレスチナ人キャンプ、アイン・アル・ヘルワ付近への「必要不可欠な渡航以外」の渡航を控えるよう勧告した。
このキャンプでは7月29日に主流のファタハ派と強硬派の過激派との間で戦闘が発生し、少なくとも13人が死亡している。そのほとんどが戦闘員だった。
国連パレスチナ難民救済事業庁によると、アイン・アル・ヘルワはレバノンにある12のパレスチナ人キャンプの中で最大のもので、同国にいる約25万人のパレスチナ難民のうち約8万人を受け入れている。