
ダマスカス:国営メディアやダマスカスの住民らによると、2023年8月13日日曜未明、シリアの首都周辺で繰り返し爆発音が確認された。
政府から攻撃元や攻撃の標的について即座の声明は出ていないが、過去の同様の事件の多くはイスラエルによる空爆と、シリア軍防空部隊の迎撃である。
最近では2023年8月7日、シリア国営メディアが、イスラエルがダマスカス周辺を攻撃し少なくとも4人のシリア軍人が死亡したと伝えている。シリア人権監視団によると、これらの空爆はダマスカス周辺の武器・弾薬庫や親イラン武装組織の拠点を標的としたものだという。
イランの隣国への進出を阻止すると宣言しているイスラエルは、近年、隣国シリアの政府が支配する地域の標的に対し、何百回もの空爆を行っているが、それを認めることはほとんどない。
イスラエルはまた、ダマスカスとシリア北部の都市アレッポにある国際空港に、ここ数年の間に複数回、攻撃を行い、しばしば利用不能にしている。
AP