
ドバイ:アラブ首長国連邦(UAE)のシェイク・ムハンマド大統領は火曜日、持続可能性が世界的な気候変動対策への支援の中核であることに変わりはないと述べた。
また、シェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド大統領は、気候変動問題に対する現実的な解決策の追求のため、国際的な連帯と協調を強化する必要性を強調したと、国営エミレーツ通信社(WAM)は伝えた。
同大統領は、カスル・アルバール・マジリスでCOP28の統括チームを迎え、会議の準備および行動アジェンダの4つの柱について説明した。
4つの柱とは、公平で秩序あるエネルギー転換の迅速な推進、気候変動資金の固定化、自然・生命・生活を気候変動対策の中心に据えること、各国の気候変動対策における包括的な取り組みの強化である。
シェイク・ムハンマド大統領は、COP28を主催することで、UAEは環境スチュワードシップという永続的な遺産を築き上げると同時に、若者、女性、市民社会に力を与え、気候変動と闘う国際努力の結集に貢献すると述べた。
また同大統領は、UAEは国際社会に利益をもたらす成果を達成するための集団的努力において、協調と共同行動を推進するよう世界に働きかけていると付け加えた。
同大統領は、効果的な気候変動対策を推進するCOP28チームの努力は、気候危機の観点から全人類に資するものであり、同会議は地球を保護し、将来の世代の幸福を守るための国際努力を主導するものであると強調した。
また同大統領は、UAEは多様な国際的パートナーシップを活用し、包括的な対話と協調を追求すると同時に、現実的な気候変動解決策に焦点を当て、持続可能な社会・経済開発を推進すると述べた。