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様変わりしたサウジアラビアの姿、安倍氏は歴史的訪問で目の当たりに

12 Jan 2020
ナーイフ・アル=ファハーディ氏は駐日サウジアラビア王国特命全権大使
ナーイフ・アル=ファハーディ氏は駐日サウジアラビア王国特命全権大使
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  • 日本企業のサウジ参入、また日本人観光客のサウジ訪問がいまほど容易だったことはない

日本の安倍晋三首相の今週末のサウジアラビア訪問は、両国にとって課題とチャンスのある中での訪問となります。

今回の訪問は中東地域で緊張が高まる中でおこなわれます。前回2013年の安倍氏の訪問では、両国は国防と安全保障での連携を強化することで合意しました。

この地域における商業船舶の航行の自由に日本が積極的に取り組むことを私たちは歓迎します。

安全で開かれた航路は両国経済にとって死活的に重要です。

安定し安全な中東は両国ともにもっとも優先する事柄です。

本年はサウジアラビアがG20ホスト国を初めて務める年となります。

私が東京に大使として赴任した最初の年は、奇しくも日本がG20ホスト国となった年でした。昨年日本を訪問した多くのサウジアラビア人が申しておりますとおり、日本のホストぶりは秀逸であり、この先ホスト国となる国にとっては高い規範となっています。ムハンマド皇太子も日本の見事な成果に倣いたいむねおおせで、特に多国間での意見の一致を求めたいよしです。

世界の報道機関は11月のG20首脳会議をわが国のホスト国としての能力を試す機会として注目しています。

ですがG20そのものは首脳同士の会合といったものを超え出ており、本年はわが国がより広範な関係を強化する機会ともなります。

G20関連のイベントは、文化に関わるC20、青年に関わるY20、ビジネスに関わるB20など、わが国の津々浦々で本年中開催される運びで、日本のみなさんが訪れればサウジアラビアの大きさそして深みに初めて接する機会ともなるでしょう。

両国が絆を深めるに際して、人と人とのつながりはきわめて肝要です。

今週末、安倍首相が前回の訪問から様変わりしたわが国の姿を目の当たりにされることを楽しみにしております。

サルマン国王ならびにムハンマド皇太子の指揮下、サウジアラビアはビジョン2030という改革計画に根ざした大規模な変革を遂げているところです。

わが国は、経済はさらに多様に、社会はさらに開かれ、文化はさらに誇らしく、そして世界の人々をさらにあたたかく迎えているのです。

従前よりサウジアラビアと日本の関係はエネルギーが下支えしております。

サウジアラビアは日本のエネルギー需要の40%を供給しているのです。

日本はいつでも、責任と信頼をもってエネルギーを輸出する国家としてサウジアラビアのことを頼りにしていただいてけっこうです。

ですが両国関係をさらに壮大なものとしたい、という望みもあります。

この3年間のわが国の改革により、日本企業のサウジ参入、また日本人観光客のサウジ訪問がいまほど容易だったことはありません。

日本の企業関係者でわが国で事業を始めたい、あるいは、日本の観光客の方でわが国のすばらしい世界遺産の史跡群をご覧になりたい、そのような方がおられたら私どもからはこのように申します。

どうぞサウジアラビアにお越しになり新たな機会を存分に体験していただきたい。

日本からお越しの方ならばあたたかく歓迎されること請け合いです。

先年中、日本におけるわが国の代表としての任を務められたことは私の大きな名誉とするところです。

今上陛下のご即位に陪席する栄に浴し、「美しい調和」の意のある「令和」の御代の始まりに際会いたしました。

本年、日本はオリンピックを主催する運びですが、見事な成功を遂げるものと承知しております。

2020年という年はまた、サウジアラビアと日本が外交関係を結んで65年目の節目となる年でもあります。1955年以来、両国関係はたがいにとって重みを増しており、それは今後も続くでしょう。

安倍氏の歴史的訪問では語り合うべき点もいくつもあることでしょう。

サウジアラビアとしては、わが国にとって最も古く、最も信頼の置ける友邦の首相とともに、私たちの友情をさらに厚くする取り組みへ歩んでいけることを楽しみにしているのです。

ナーイフ・アル=ファハーディ氏は駐日サウジアラビア王国特命全権大使

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