
リヤド:サウジアラビア経済開発評議会は、多数の経済問題について議論するバーチャル会議を開催した。サウジ通信が報じた。
この会議では、経済・計画省から提出された地域および世界の経済発展に関する定期プレゼンテーションを含む、アジェンダに沿った報告、プレゼンテーション、議題について話し合われた。
プレゼンテーションでは国家経済の主要指標や最近の成長率の分析などが行われ、非石油活動の継続的な成長が称賛された。
また、非石油民間部門の購買担当者景気指数(PMI)が3年連続で高い伸びを示し、G20諸国の中で最も高い水準に達したことも高く評価された。
さらに、国の経済成長の予測、最近の世界経済の発展についての包括的な概観、国際的な主要経済指標の分析なども行われた。
この評議会では、サウジビジョン2030の目標に沿って競争優位性のある商品やサービスの国内生産を発展・多角化させるための取り組みについて話し合われた。
プレゼンテーションでは、金属加工、自動車産業、コンピューター・電子製品などの産業部門の発展にとって魅力的なメリットがある優先すべき経済活動や、観光、運輸・物流、通信、情報技術などのサービス部門における活動が取り上げられた。
また、サウジビジョン2030の達成を目的としたプログラムの最新状況、公共部門の実績に関する最新動向、今年上半期の民営化プロジェクトに関する監督委員会の報告書の抜粋についても話し合われた。