リヤド:サウジアラビアは27日、同王国の鉄道を運営する新しい規則を閣議決定した。
この決定は「国家運輸・物流戦略の目標達成を支援し、鉄道部門の運営に貢献し、インフラ所有者、運営者、受益者の関係を規制するものである」とサレ・アル・ジャセル交通・運輸大臣は述べた。
新たな規制は、鉄道事業者が安全性と品質に関する最高水準と要件が継続的に適用することを保証し、公正な競争力を確保するための政策と法律を策定するものである、と同大臣は付け加えた。
2023年には、鉄道旅客数は1,120万人を超え、2022年に比べ55%増加した。また同年、鉄道による貨物・鉱物の輸送量は2,470万トンとなり、6%増となった。
アル・ジャセル大臣は、規制は鉄道の利用を促進し、国際的に承認された基準に従って鉄道・鉄道インフラ・施設の保護を確保することに貢献するものであると述べた。
新法ではまた、妨害や鉄道網への損害から線路を保護するための罰則も規定された。
同大臣は、サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子に対し、新法承認への感謝の意を表した。