リヤド:サウジアラビアは水曜日、多数のイスラエル政府高官、クネセトのメンバー、過激派入植者によるエルサレムのアル・アクサ・モスク襲撃を非難した。
外務省はまた、イスラエル当局がイスラエル国防軍の保護を受けながら、過激派がエルサレム市内で挑発的な行進を行うことを許可した動きについても非難した。
旗を振り、反アラブスローガンを唱えながら、数千人のイスラエル民族主義者が水曜日に併合された東エルサレムの旧市街を行進した。
いわゆるエルサレム・デーの旗を掲げた行進は、1967年のアラブ・イスラエル戦争でイスラエル軍がエルサレムの東部を占領したことを記念するものである。エルサレムにはイスラム教の第3の聖地であるアル・アクサ・モスクの敷地があり、ユダヤ教徒はこれを神殿の丘と呼んでいる。
サウジ外務省は、「特にガザやその他のパレスチナ占領地において無防備なパレスチナ市民に対する戦争や暴力行為が続いていることを考慮すれば”、世界中のイスラム教徒の感情を挑発するものである」と声明で述べた。
「王国はまた、これらの組織的な攻撃は、関連する国際決議への明確な違反であり、エルサレムの歴史的・法的地位とその聖域への侵害であり、東エルサレムを首都とする1967年の境界線上にパレスチナ国家を樹立することによる公正で永続的な平和への努力を損なうものであると認識する」と同省は付け加えた。
AFP