

リヤド:サウジアラビアの代表団は、6月19日から28日までオーストリアのウィーンで開催された第67回国連宇宙平和利用委員会への参加を終えた。
同委員会は毎年ウィーンで開催され、宇宙における現在および将来の活動に関する問題を討議している。
この活動は、宇宙の平和的かつ持続可能な利用のための国際協力推進に対するサウジアラビアのコミットメントを確認するものであり、世界の宇宙産業開発におけるサウジアラビアの努力を強調するものである、とサウジアラビア通信は報じた。
会議の傍ら、サウジアラビア代表団は「宇宙へ向かうサウジアラビア王国: 宇宙セクターの活性化」と題した会議を開催した。
80人以上の宇宙分野のリーダーや専門家が出席したこの会議では、世界の宇宙産業を新たな高みへと導く有望な機会が焦点とされた。
会議は、ウィーンの国連その他の国際機関への王国常任代表アブドゥラー・ビン・ハレド・トゥーラ博士によって開会された。
彼は、宇宙分野への支援の必要性に言及し、世界中の宇宙活動の継続的な成長と持続可能性における国際協力と協調の役割に言及した。
サウジアラビアの代表団は、昨年2月に開催されたスペースデブリ会議などのイニシアティブを通じ、宇宙の持続可能性を高めるための同国の成果を含め、同王国における宇宙分野の発展において達成された重要な進展を強調した。
この委員会は、1959年に国連総会によって設置されたもので、平和、安全保障、開発という全人類の利益のために、宇宙の探査と利用を管理するためのものである。
委員会には、宇宙空間の平和利用における国際協力の検討、国連が実施可能な宇宙関連活動の研究、宇宙研究プログラムの奨励、宇宙空間の探査から生じる法的問題の研究などの責務が与えられていた。