
アブハー:アフメド・アル・カティーブ観光大臣は、2024年上半期にサウジアラビアを訪れた観光客が過去最高の6,000万人に達し、総額1,430億SR(約381億ドル)を消費したと発表した。
水曜日に行われた記者会見で同大臣は、このような顕著な成果をもたらした王国と観光産業の両者による大きな前進を強調した。
「我が国は、多様な観光地と気候の多様性に恵まれており、アセア地方は夏季に穏やかな気候を享受し、世界の多くの都市と比較して気温が低い」と述べた。
アル=カティーブ氏は、訪問者は歴史的な村々から地元の特産品が豊富な農場まで、過去の物語を伝える美味しい料理とともに多様なアトラクションを楽しむことができると付け加えた。
9月1日まで開催される第3回アセアシーズンは、有名な場所が訪問者に豊かな文化体験を提供するよう設定されており、この地域にその足跡を残す準備が整っている。
サウジアラビアの文化の中心地として知られるアブハーには、リジャール・アルマやシャダ宮殿博物館など、さまざまな見どころがある。重要なランドマークは、海抜3,015メートルに位置するサステイナブルな高級山岳デスティネーションであるスーダ・ピークスで、これは王国で最も高い地点である。
アル=カティーブ氏は、王国のビジョン2030は、2019年の国家観光戦略の開始と観光ビザの発給を通じて観光部門を強化したと述べた。また、観光省、キング・ハリド大学、香港理工大学のパートナーシップによる国際ホスピタリティ・マネジメント学士プログラムの開始についても語った。
「私たちの目標は、観光能力を開発し、観光とホスピタリティの分野で国際的な専門技術大学や戦略的パートナーシップ機関を拡大することです」と述べた。
アル=カティーブ氏は、王国内外の1万件の研修機会がアセア地域の観光部門で働く人々に割り当てられると述べた。
国家観光戦略は、2030年までに国内外から1億5,000万人以上の観光客を誘致することを目標としている。2023年には1億900万人に達している。
また、アル=カティーブ観光大臣は、「観光開発基金は資金調達において重要な役割を果たしており、王国内の100以上の観光プロジェクト(総額350億SR)を可能にするために74億SRを割り当てている」と述べた。