
リヤド:サウジアラビアのアル・ウラー王立委員会(RCU)は水曜日、サウジアラビアの絶滅危惧種保護活動の一環として、アラビアヒョウの珍しい3つ子の誕生を発表した。
オス2匹とメス1匹の三つ子は、アラビアン・レオパード基金がスポンサーとなっているRCUのアラビアン・レオパード繁殖センターで今年の夏に生まれた。
サウジ国営通信(SPA)によると、アラビアヒョウの出産が記録されたのはこの30年間で3度目であり、サウジの飼育下では初めてのことだという。
RCUの繁殖センターは、絶滅の危機に瀕しているこの種の大型ネコ科動物を保護する最前線に立っている。
同センターの使命のひとつは、サウジ・グリーン・イニシアティブ(SGI)の一環として、陸と海の生息地の30%を保護し、種を守ることである。
アラビアヒョウの三つ子の母親ウォードは6歳、父親のバヘルは13歳である。
バヘルはアラビアヒョウの遺伝的多様性を高めるための地域交流プログラムの一環として、2023年12月にRCUのセンターに連れてこられた。
SPAによると、三つ子はワクチン接種を受け、性別を特定するための健康診断を受けた。
RCUのセンターの専門家によると、2頭の雄は遊んだり岩に登ったりと活発な行動を見せているが、雌は落ち着いていて母親にくっついているようだという。
この3匹は18ヶ月間母親と一緒に過ごす予定だという。
RCUの繁殖センターは現在32頭のヒョウの世話をスポンサーしている。
2023年の7頭に続き、2024年には5頭のヒョウが誕生した。