

ドバイ:サウジアラビアの旅行者が日本の観光サービスに関心を寄せていることを、日本として「喜ばしい」と、月曜日に関係者が明かした。
日本政府観光局(JNTO)ドバイ事務所の小林 大祐所長は、「FEEL YOUR FOUR SEASONS」と題されたリヤドでのJNTO初のイベントで、日本の多様な魅力を伝えることができたと語った。
「2025年に日本とサウジアラビア王国との外交関係樹立70周年を迎えるにあたり、このような意義深い時期にリヤドで初の消費者向けイベントを開催できたことを光栄に思います」とプレスリリースで述べた。
12月6日と7日に開催された同イベントでは、日本の各地域で体験できる豪華な旅行体験など、四季折々の日本の多彩な魅力を来場者に紹介した。
来場者は、日本の春と秋の風景を紹介する2つのドームや、それぞれの季節に特化したグルメ、アクティビティ、旅行コンテンツの展示でもてなされた。
サウジアラビアがリヤドで2030年万博の開催を控える中、2025年万博の開催都市である大阪を代表して大阪観光コンベンション協会も参加した。
イベントには、地元の消費者、メディア関係者、インフルエンサーを含む約2,000人のゲストが参加した。
小林氏によると、2024年上半期のサウジアラビアから日本への訪問者数は、2023年の同時期と比べて72.2%増加したという。
日本では桜の季節の列車の旅や生け花教室など、年間を通してさまざまな「ユニークな体験」ができる。
また、「夏は緑豊かな森での森林浴、秋の紅葉に囲まれた寺院での滞在、手つかずのパウダースノーでのスキー、冬の日本最北端での流氷ウォーキングツアー 」などもある。