
リヤド:サウジアラビアは博覧会国際事務局(BIE)に2030年リヤド万博開催に向けた正式な登録書類を提出した。
サウジ国営通信が金曜日に報じたところによると、ファハド・ビン・マユーフ・アル・ルワイリ駐仏サウジアラビア大使は、BIEのディミトリ・ケルケンツェス事務局長に書類を提出した。
リヤド万博2030をめぐる明確な組織的ビジョンを称賛したケルケンツェス事務局長は、この計画は「この世界的なイベントの成功に向けてBIEと緊密に協力し、準備を進めている王国の献身と多大な努力を反映している」と述べた。
サウジアラビアは、無記名投票の結果、165票中119票を獲得し、韓国とイタリアを抑えて、2023年11月に開催されるBIEでの博覧会開催国として落札したと発表された。
今回の提出は、イベント準備の実質的なスタートを意味する。SPAによれば、この計画には、大会の組織的、運営的、手続き的な側面と、予定される運営日程のすべてを詳細に記した包括的な計画が含まれているという。
また、法制、規制、財政措置、万博会場のマスタープラン、国際的な参加条件、博覧会の遺産を活用する計画などについても記載されている、とSPAは述べている。
この文書は、BIEとそのメンバーによって検討され、総会で正式に採択される。
SPAによれば、王国はその後、実務的な準備に着手し、適切な外交ルートを通じて国際的な参加のための公式招待を行うことができるようになるという。