
リヤド:サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相はドーハで、アラブ諸国の外相やスティーブ・ウィトコフ米中東特使とガザ地区の復興計画について話し合った。
カタール外務省は水曜日に、「アラブ外相は、2025年3月4日にカイロで開催されたアラブ連盟首脳会議で承認されたガザ復興計画について話し合った。また、復興努力の基礎となる同計画に関する協議と調整を継続することで、米国特使と合意した」と述べた。
ガザ地区のかなりの地域は、イスラエルによる15ヶ月間の爆撃と軍事作戦の後、廃墟と化している。
ドナルド・トランプ米大統領は2月、ガザの住民をヨルダンやエジプトなどの近隣諸国に移住させることを提案した。この案はアラブ連盟諸国によって強く拒否された。アラブ連盟諸国は3月に緊急首脳会議を開催し、住民を移住させることなくガザを再建する計画を提唱した。
水曜日にドーハで行われた会議には、カタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アル・ターニ外相、ヨルダンのアイマン・アル・サファディ外相、エジプトのバドル・アブデラティ外相が出席した。
また、UAEのハリファ・シャヒーン・アル=マラー外交担当国務大臣とフシエン・アル=シーク・パレスチナ解放機構執行委員会書記も出席した。