
ジェッダ:サウジ国営通信によると、サウジアラビアのムハンマド皇太子は火曜日、ジェッダのアル・サラーム宮殿で、イランのアッバス・アラグチ外相とその代表団と会談した。
この会談は、両国の関係強化と、激動する地域情勢の舵取りに向けた継続的な取り組みの一環として行われた。
#WATCH: #SaudiArabia's Crown Prince Mohammed bin Salman and #Iran's FM @araghchi meet for talks with high-ranking delegations from both countries (Video: @spagov ) https://t.co/194mn2bx6i pic.twitter.com/ny6DLnhzFi
— Arab News (@arabnews) July 8, 2025
会談の中で、ムハンマド皇太子とアラグチ外相は、サウジアラビアとイランの関係について確認し、この地域における最近の動向について意見交換を行った。
皇太子は、イランとイスラエル間の現在の停戦合意が、この地域の安全と安定の強化に向けた基礎構築に役立つことをサウジアラビア王国が望んでいることを強調した。
サウジアラビアが外交的解決を長年にわたり支持してきたことを再確認し、皇太子は、地域紛争の解決と緊張の緩和における対話の重要性を強調した。
一方、アラグチ氏は、イスラエルの侵略を非難するサウジアラビア王国の立場に感謝の意を表し、中東の平和と安定の推進に対するムハンマド皇太子の個人的な取り組みを称賛した。
この会談には、ハーリド・ビン・サルマン・ビン・アブドルアジーズ国防大臣、ファイサル・ビン・ファルハーン・ビン・アブドゥッラー外務大臣、ムサエド・ビン・ムハンマド・アル・アイバン国家安全保障顧問など、サウジアラビアの高官数名が参加した。
その前日、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相は、イランの外相をマッカで迎え、二国間の関係や地域協力の促進について協議した。
会談では、この地域の情勢の推移や、安全と安定を確保するための相互の努力について重点的に話し合われた。