
アラブニュース
リヤド:フランスのナショナル・デーにリヤドとパリをつなぐオンラインの式典で、中東の大手英字新聞が、3つ目の海外版となるArab News en Françaisを7月14日夜にローンチする。
ウェブサイトArab News en Françaisのバーチャル・ローンチは、7月14日のバスティーユ・デー(パリ祭)に、パリ時間の午後6時に行われる。フランス語を公用語とするジブチ共和国のイスマイル・オマル・ゲレ大統領といった著名人が参加し、主賓として招かれる同大統領は、ローンチで基調演説を行う予定だ。
この最新版のArab Newsは、バーチャル・イベントに参加予定のフランソワ・グヨット(François Gouyette)駐サウジアラビア仏大使によって、リヤドで正式にローンチされる。
サウジアラビアの商業・投資大臣、およびメディア大臣代理を務めるマジッド・アル・カサビ博士(Dr. Majid Al-Qasabi)も、同式典で演説を行う。
ローンチには他にも、サウジアラビア、アラブ諸国、フランスから、多数の当局者、外交官、ジャーナリストが招かれている。同ローンチは、招待者限定のZoomによるビデオ会議でリヤド時間の午後7時に開催され、後からYouTubeや他のArab Newsソーシャルメディア・プラットフォームに掲載される。
またローンチではスペシャル・パフォーマンスも行われる予定で、サウジアラビア初のプロのオペラ歌手Sawsan al-Bahitiが、フランスの伝説的な女性歌手エディット・ピアフが世に広めた『La Vie En Rose』を歌う。
1975に設立されたサウジアラビア初の英字新聞Arab Newsは、今年設立45周年を祝う。
マジッド・アル・カサビ博士とフランソワ・グヨット氏。
Arab News en Françaisのローンチは、アラブ世界とフランス語圏諸国との間のコミュニケーションの架け橋が、さらに重要性を増していることを示す。
今回の新たなオンライン版の他、Arab Newsには海外デジタル版が2つあり、2018年2月にパキスタン版、2019年10月に日本語版がローンチされている。
14日夜のローンチ式典では、Arab News en Françaiseのパリ支局長を務めるRanda Takieddine氏が紹介され、Arab NewsとExperience AlUlaの合意書に関する覚書に署名する。
パリを拠点とするフランス・アル・ウラー開発庁(French Agency for AlUla Development、Afalula)と共同で、アル・ウラー王立委員会(Royal Commission for AlUla)は、サウジアラビア西部の印象的な景観の中にある古代のユネスコ世界遺産地ヘグラ(Hegra)とその周辺を、世界の主要な文化的目的地として開発している。
Experience AlUlaと共同で制作された最初の成果物、Arab NewsのDeep Diveのプレゼンテーション『The Rebirth of AlUla』はフランス語版もある。
パリを拠点とするフランス・アル・ウラー開発庁(French Agency for AlUla Development、Afalula)と共同で、RCUは、サウジアラビア西部の印象的な景観の中にある古代のユネスコ世界遺産地ヘグラ(Hegra)とその周辺を、世界の主要な文化的目的地として開発している。
RCUと共同で制作された最初の成果物、Arab NewsのDeep Diveのプレゼンテーション『The Rebirth of AlUla』はフランス語版もある(http://www.arabnews.fr/Alula/)。
パリ市民がヘグラの宝を垣間見ることができた展示会『AlUla: Wonder of Arabia』は、フランスの首都パリにあるアラブ世界研究所(Institut du Monde Arabe)で2019年10月に開催された。
展示会の開幕には、サウジアラビアの文化大臣でありRCUの委員長を務めるバドル皇子殿下(Prince Badr)と、フランスのフランク・リーステール(Franck Riester)文化大臣が参加している。
他に受賞歴を持つフランスの建築家ジャン・ヌーヴェル(Jean Nouvel)氏も参加している。ヌーヴェル氏は、同地域で計画中の様々な開発の一環で、AlUlaのために高級観光リゾートを設計している。