
ルバ・オベイド
ジェッダ:サウジアラビア王国がパンデミックに伴う制限を緩和し、経済活動が通常に戻る中、同国とUAE、クウェート、バーレーンとの陸の国境が4か月間の閉鎖を経て再開する。
サウジ税関が発行した回状に従い、王国への荷物を運ぶ商用トラックも、湾岸協力会議(GCC)加盟国から陸港を通じての入国が許可される予定。
3月7日、サウジアラビア王国はUAEやクウェート、バーレーンとの陸路越境を商用トラックに限ると宣言した。新型コロナウイルスの広がりを防ぐ政府の努力の一環。
一方、サウジ税関の職員はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)にかかっている航空旅客について、特別な訓練を受けた探知犬を使って特定する活動を先導している。
3月7日、新型コロナウイルスの広がりを防ぐ政府の努力の一環として、サウジアラビア王国はUAEやクウェート、バーレーンとの陸路越境は商用トラックに限ると宣言。
ウイルス探知犬は、感染している乗客のにおいを嗅ぎ分けるサポート役として王国全土の空港に展開される。国際便の再開を受け、サウジアラビアの税関職員はウイルス拡大を防ぐ活動の一環として犬の活用を考えている。
サウジの保健当局は4日、これまでで最高となる1342人が新たにCOVID-19に感染したと発表。合計の感染者数は28万1435人となり、死者は35人増えて2984人となった。
最新の症例ではリヤドが97件、メッカが56件、メディナおよびハフル・アル・バティンが53件、ダンマンが51件で、全体の40%が女性。
今でも感染している患者が3万4763人いるが大部分は安定した状態で、重症者は1983人。
COVID-19から回復した人は24万3688人となり、過去24時間の回復例は1635件。