
メディナ州知事のファイサル・ビン・サルマン王子は、木曜日のビデオ会議の中で、サウジアラビア政府が与えている聖地の医療部門への支援と関心について語った。
最高レベルの国際的な医療基準に従って、預言者のモスクへの礼拝者とメディナの住人に対し、そしてハッジとウムラの時期中に、最良の外来診療、予防、治療サービスを提供すると同氏は述べた。
これは、保健大臣のタウフィック・アル・ラビア博士の参加を得て開催されたビデオ会議で行われたもので、この会議でファイサル皇太子は、メディナの中心地区で保健省が実施している新しい医療プロジェクトを確認した。プロジェクトには、新しいアル・アンサール病院、アル・サラム病院、そして医療センターの開発が含まれている。
また、ファイサル王子はアル・アンサール病院プロジェクトの詳細を確認した。同病院は、預言者のモスクへの礼拝者にサービスを提供する緊急医療と緊急事態のための主要なセンターと考えられている。民間部門が参加する新制度のもと、保健省がこの種のプログラムを実施するのは初めてとなる。
同病院は35,013平方メートルの広さで、ベッド数は244床ある。同プロジェクトには、救急、外科、内科の部署や、集中治療部門、日射病と熱中症対策部門が含まれている。同プロジェクトは36カ月で完成する予定だ。
ファイサル王子はまた、預言者のモスクを見渡せるアル・サラム病院のプロジェクトも確認した。同病院はベッド数61床の運用能力を持っている。同病院では、事前検査を行うクリニックを通じた緊急医療サービスだけでなく、アル・アンサール病院で提供されるすべての緊急医療サービスを提供する。同プロジェクトは6カ月で完成する予定だ。
アル・ラビア氏は、このプロジェクトにより同市の住民だけでなく、ハッジやウムラの巡礼者を含む患者の医療を促進し、医療施設のパフォーマンスが改善するだろうと述べた。
SPA