



ヌーア・ヌガリ
リヤド:サウジアラビアは、紅海とペルシャ湾の水中文化遺産を保全するために新しい海洋センターを設立する予定である。
このセンター設立はサウジアラビアがあらゆる水中文化遺産を保護する責任があると気がついたことで生じた自然な成り行きであると、文化大臣であるバドル・ビン・アブドゥラ・ビン・ファルハン王子は水曜日にリヤドが主催した「オンライン」会議でG20の相手国たちに話した。
「私たちはこの指針のもとで、遺産委員会に属する世界クラスのセンターを設立します。そして水中文化遺産の管理、回復、保護のためのプロジェクトを監視します」と文化大臣は話した。
Key objectives of the establishment of the world-class center to preserve underwater cultural heritage in the Red Sea and the Arabian Gulf Region.#G20 #APledgetoCulture pic.twitter.com/GEkuLTwUjG
— وزارة الثقافة (@MOCSaudi) November 4, 2020
バドル王子は会議で次のように話した。「私の国は歴史が始まって以来、アラビア半島で代々続いてきた文明から壮大な文化遺産を受け継いできました。そして土地的に優れていることから、この国は大陸間での文化交流の過程で必要不可欠な存在であり続けています」
「私たちは文化と遺産の保護者として、世界が共有する人類の文化遺産に害を及ぼす行動と戦わなくてはなりません。そして水中文化遺産を保護するための恒久的な世界的指針を確実に維持していきます」
「私たち意欲的なサウジが抱く将来への願い Vision 2030 は、活気に溢れた社会、経済の繁栄、意欲のある国家という3本の柱における文化と遺産の重要性を強調します。私たちは遺産が正当に評価されることを強く願っています」
Highlights from HH @BadrFAlSaud's speech at the joint meeting for the ministers of culture as part of the #G20 Saudi Arabia presidency.#APledgetoCulture pic.twitter.com/vU0QON0BY9
— وزارة الثقافة (@MOCSaudi) November 4, 2020
新しいセンターの主な目的は、紅海とペルシャ湾の水中文化遺産を明らかにするための科学的研究を促進すること、水中文化遺産への関心を高めること、関連施設の協力関係を国際的に強めることにより世界的な文化交流を高めることだろう。
バドル王子はG20の大臣たちに次のように話した。「リヤドは21世紀のサウジの都市の模範的存在です。リヤドは輝かしい過去、明るい現在、意欲的な将来を讃えます」