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サウジのプロジェクト、イエメンでさらに1,385個の地雷を除去

写真/SPA
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08 Dec 2020 04:12:05 GMT9
08 Dec 2020 04:12:05 GMT9

フーシ派は対車両地雷を開発しており、それらを対人地雷に変え市民を威嚇している。

リヤド:イエメンにおけるサウジの地雷除去プロジェクト(Masam)は11月の第4週に、対人地雷49個、対戦車地雷115個、不発弾1,218個、そして爆破装置3個の合計1,385個の地雷を撤去した。

プロジェクトの始動から、合計で20万1,385個の地雷が除去されたことになる。紛争期間中イエメンでは、イランの支援を受けたフーシ派民兵により110万個以上の地雷が設置され、何百という市民の命を奪っている。

Masamは、市民を守り、緊急人道支援物資の安全な輸送を確実にするため、イエメン国内の地雷を除去することを目的としている。

同プロジェクトは、現地の地雷除去技術者を訓練し、彼らに近代的な装備を授ける他、地雷による犠牲者の救済も行っている。

6月に、キングサルマン人道援助救済センター(KSRelief)は、3000万ドル(約31億円)の費用をかけてMasamの契約を1年間延長した。このプロジェクトには32の地雷除去チームがある。Masamによって回収される地雷のほとんどは国内で製造されたものだが、イランで製造された地雷もある。

フーシ派は対車両地雷を開発しており、それらを対人地雷に変え市民を威嚇している。

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