• スーダンの西コルドファン州のラガワで4日に起きた集中豪雨と洪水の影響を受けた4800人の人々に、85トン以上の食品詰め合わせバスケットが配られた

アラブニュース

ジッダ：サルマン国王人道援助救援センター（KSRelief）は4日、アデンのイエメン人女性のためのいくつかの訓練コースを完了した

この訓練は、同センターの「安全の種」プログラムの一環だった。父親や夫、兄弟が亡くなり、自活したり、扶養家族を養ったりしている女性をエンパワーすることを目的としていた。

訓練コースには写真術、お香作り、裁縫、パン作りなどがあった。合計50人の女性がこの訓練プログラムに参加した。研修終了時に、彼女らは希望する分野でキャリアを積むのに役立つ認定証を受け取った。

同センターの専門家らは、こうした女性たちがビジネスのアイデアに磨きを掛けるのを手伝いもする。

KSreliefは1367件の人道支援計画を54カ国で実行しており、その総費用は46億7300万ドル（175億2000万サウジアラビア・リヤル）に上る。

同センターの取り組みには、多くの国で職業訓練プログラムを実行し、貧困家庭の人たちに専門的職業や専門的技能の資格を取得させてエンパワーすることや、収入を生み出すプロジェクトに彼らが参加できるようにし、まともな生活を送るのに役立つ必需品の確保において、こうした家族をコミュニティに依存している状態から、自活する生産的な家族に変えることなどが含まれる。

同センターは、洪水に見舞われたスーダンへの緊急援助も始めた。食料、避難所、医療援助・支援の提供を含む空輸が開始された。

スーダンの西コルドファン州のラガワで4日に起きた集中豪雨と洪水の影響を受けた4800人の人々に、85トン以上の食品詰め合わせバスケットが配られた。

KSreliefは、同センターの全ての人道支援・救援計画のためのオンライン寄付プラットフォームを持っている。これを使って寄付者がサウジアラビアの国内外で個人用アカウントを作成すれば、支援したい計画にアクセスし、クレジットカードや電子決済システムを使って寄付することができる。

このプラットフォームを使えば、直接寄付において、寄付と選んだ国や計画を結び付けることもできる。