
アラブニュース
ドバイ:フーシ武装集団がサウジアラビアに向けて発射した3機のドローンを、アラブ連合軍が迎撃・破壊したと、国営通信社SPAが報じた。
このドローンは、イランが支援するフーシ武装集団によってイエメンのフダイダ県から発射されたものであることが検知されたと、アラブ連合軍の広報官トゥルキ・アルマーリキー大佐が金曜に述べた。
そして、フーシはストックホルム協定とフダイダでの休戦に違反し続けていると付け加えた。
また、フーシは弾道ミサイルやドローンを発射することで、テロ作戦を開始するための場所としてフダイダ県を利用し続けているとも話した。
さらに、武装集団は遠隔操縦での船舶攻撃を開始する場所としても同県を利用しており、地域および国際的な安全保障上の脅威を構成していると述べた。
米国務省は日曜、フーシ武装集団をテロ組織に指定し、世界テロリストリストにその3人の指導者(アブドゥル・マリク・アルフーシ、アブド・アルハーリク・バドル・アルディン・アルホーシ、アブドラ・ヤヒヤ・アルハキム)を含めるワシントンの計画を発表した。
アルマーリキー大佐は、アラブ連合軍がそれらの過激派活動に対処するため、国際人権法およびその慣習法に従って適切な措置を実施していることを示した。
そして、連合軍は引き続き、政変を終わらせ包括的な政治的解決を実現するためのマーチン・グリフィス国連事務総長イエメン担当特使の政治的努力を支援すると付け加えた。