
ラマ・アルハマウィ
リヤド:アブドラ国王原子力・再生可能エネルギー都市(K.A.CARE)が、サウジアラビアの小規模太陽発電施設の設計および設置について教える訓練プログラムを立ち上げた。
光起電技術を使った発電用パネルが家庭や企業に設置できるようになり、国内送電網にも後日接続されるとの発表が今週エネルギー相からあったが、それを受けてのもの。
今回の動きは、開発プログラム「ビジョン2030」の一環で環境に配慮した持続可能性の高い未来を目指すサウジアラビアの活動の一部。国内のふんだんなエネルギー資源を環境に優しいかたちで十分に活用にするという目標に向けた大きな一歩となる。
太陽光パネル訓練プログラムの策定はサウジの水道・電力規制当局が監修し、発電施設を様々な場所に確実に設置できるよう技術面で必要な調整を施した。
4か所の訓練施設に5日間の訓練プログラムを提供する権限が与えられた。正式認可を受けた施設はヤンブー、ダンマーム、リヤド、ジュアイマ、バイシュにある。