
アラブニュース
リヤド:サウジ当局は、イエメンの武装勢力フーシ派によるサウジへの越境攻撃が続いていることを改めて非難した。
これらのコメントは2日、サルマン国王が議長を務める、サウジの内閣が週1回開く会議の中で出された。最近のフーシ派の攻撃は同日早朝に行われ、民間人5人が負傷した。
Majid Al-Qasabi情報相は、「意図的かつ組織的な方法で我が国の民間人や民間の物を狙って弾道ミサイルや無人機を発射することによる、イランが支援するテロリスト、武装勢力フーシ派の脅威や国際法違反への対抗及びそれらの阻止における防空システムの効率の良さに評議会は感謝した」と述べた。
内閣は、2月25日に行われたサルマン国王とバイデン米大統領の電話会談についても説明を受けた。その会談の中で両者は、両国間の関係の深さと、両国の国益に貢献し、地域・国際的な安全と安定を達成するためにパートナーシップを強化することの重要性を強調した。
閣僚会議は、世界銀行グループが最近発表した報告書「女性・経済活動・法」2021版でサウジが2年連続で向上したことを称賛した。サウジアラビアは、女性のエンパワーメントで中東・北アフリカ地域の先進国に位置付けられた。
サウジの「ビジョン2030」の一環として実施された計画は、国の経済発展における女性の役割を強化・拡大し、サウジの地域・世界的競争力を高めることを目的とした、立法改革の導入を支援するのに役立った、と内閣は発表した。
閣僚は、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの最近の進展について説明を受け、いくつかの地域に開設された新しいワクチン接種センターからの報告を検討した、とAl-Qasabi氏はサウジ通信社に語った。
内閣はまた、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子が先週受けた手術が成功したことに対し祝辞を述べ、同氏の健康と幸福を祈った。