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ロンドン:サウジアラビア空軍(RSAF)と米空軍は日曜日、サウジのF15-SA戦闘機と米空軍のB52戦略爆撃機が参加した合同演習を終了した。
「演習では、戦闘能力、制空権、作戦統合が強調された 」とサウジアラビアの国防省は月曜日に語った。
同省はまた、この演習は、サウジ空軍と米空軍が地域の安全と安定を維持するための共同協力の延長線上にあるものでもあると付け加えた。
今回の演習は、隣国イエメンのイランに支持されたフーシ派民兵がサウジアラビアの民間地域に対する越境攻撃をエスカレートさせる中で実施された。
一方、RSAFは、UAEのアル・ダフラ空軍基地でも、多くの友好国の参加を得て合同軍事演習を開始した。
同省によると、RSAFはF15-SA戦闘機、ならびに全ての航空・技術要員を動員して「デザート・フラッグ2021」演習に参加しているという。
演習に参加しているRSAFグループの指揮官、ファハド・ビン・ムザル・アル・ハルビ中佐は、これは参加国の数、使用されている軍事技術、参加している航空機の質の高さからみても重要なもので、参加者の利益となり、戦闘効率を向上させるであろうと語った。
アル・ハルビ氏は次のように語った。「演習に参加しているサウジ軍は、演習の作戦計画の一環として多くの航空戦術を実施しました。」
同氏はまた、この演習は航空・技術・管理要員のスキルを洗練し、開発するためのRSAFの事前に準備された訓練計画とプログラムの中で実施されるもので、RSAFの戦闘準備体制を支援するものとなるだろうと述べている。
サレハ・ビン・アーメド・アル・シェフリ少佐は、パイロットが作戦上の任務を最大限に遂行できるよう、最高水準の品質と安全性に従って、技術要員がF15-SAシステムの装備、維持、武装に取り組んでいると語った。
サウド・ビン・ファイサル・アル・タミミ少佐は、この演習は3つのフェーズに分けて実施されており、現在および将来の脅威をシミュレートした戦争シナリオに沿って、数多くの出撃訓練や防御・攻撃航空作戦の計画および実施を伴うものとなると付け加えた。
この演習は3月26日に終了する予定である。