
リヤド:サウジアラビアの最も新しいイニシアチブ「メイド・イン・サウジ」が3月28日から開始され、サウジアラビアの国産品とサービスの販促を強化していく。
産業鉱物資源大臣かつサウジ輸出開発庁会長を務めるバンダル・ビン・イブラヒム・アルコライエフ氏が、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子の後援のもと、同イニシアチブをバー チャルイベントにて開始することになっている。
「メイド・イン・サウジ」イニシアチブは、国産品を支援し、それらの国内外における競争力を強化し、全般的に高いレベルを持つそれらの品質に対する認識と自信を高めようという皇太子の関心と熱意から発案されたものだ。
このバーチャルイベントでは「メイド・イン・サウジ」のロゴが初公開され、それがサウジアラビアの国産品とサービスであることを統一的に保証する公式表示となる。同イベントに続いてアルコライエフ氏による記者会見が行われ、同イニシアチブの計画、目標、運営方法などが説明されることになっている。
「メイド・イン・サウジ」イニシアチブは、サウジアラビアのビジョン2030プログラムの経済目標を達成させるための基本政策とみなされている。ビジョン2030とは、国の歳入源を多角化して石油及び石油製品への依存を減らし、サウジアラビア製品の位置付けを向上・強化しようとするもの。