
アラブニュース
ロンドン:ロシア政府はサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子の外交政策を支持する、とロシア大統領府(クレムリン)のドミトリー・ペスコフ報道官が4月30日に述べた。
「サウジアラビアの包括的な近代化プログラム『ビジョン2030』の開始5周年を機にムハンマド・ビン・サルマン皇太子がテレビ番組に出演したが、ロシア政府はこのかなり詳細なインタビューを注意して見た」とペスコフ報道官は述べた。
「さらにサウジアラビア政府が平等・相互尊重・互いの国益への配慮・内政不干渉の原則に基づいた国際関係を構築し、加えて国際問題において国連で中心的役割を担うと約束するとの皇太子発言に注目した」と付け加えた。
さらに報道官は、プーチン大統領が前回首都リヤドを訪問した際に結んだ合意の履行を含め、ロシアとサウジアラビアの二国間関係をさらに促進する用意がロシア政府にはあると述べた。
サウジアラビア皇太子は、同国の野心的な開発プログラム「ビジョン2030」の開始5周年を記念して、90分間のテレビインタビューに応じ、さまざまなテーマについて語った。