
パキスタンとサウジアラビアの間には長い間、歴史的な友好関係があり、それは共通の信念、共有された歴史、相互の支援に深く根ざしている。
パキスタンの国民は、二聖モスクの守護者に最高の敬意を抱いている。両国の関係の特徴はすべての分野における緊密な協力関係であり、互いの利益のために対等な関係、特に経済関係をさらに強化することを我々は待ち望んでいる。
サウジアラビアには世界中のイスラム教徒のための二聖都があり、イスラム教徒のウンマを団結させる主要な役割がある。
パキスタンは、サウジアラビアが一貫して果たしてきたこの役割を高く評価している。現在、イスラム教徒が直面している大きな課題のひとつはイスラム恐怖症である。
イスラム世界はスラム恐怖症の高まりに対して団結した態度をとり、聖なる預言者(彼に平安あれ)への我々の深い敬意と我々の信仰がテロリズムと結びつけられることに対する我々の感情に関して欧米が意識を向けるように力を合わせ、強調的な努力をすることが必要である。
私はこの機会を借りて、サウジアラビアの先見の明のある指導力により、様々な画期的な新政策が実施されたことに感謝したい。特筆すべきは、「サウジ・グリーン・イニシアチブ」と「グリーン・ミドルイースト・イニシアチブ」だ。
気候変動が地球および我々の地域にもたらす脅威は現実のものであり、行動すべき時がきた。パキスタンは既に「クリーン・アンド・グリーン・パキスタン」と「テンビリオン・ツリー・ツナミ」を導入している。
この方面の両国の優先事項と目標は足並みが揃っており、それゆえに、経験の共有で多くを学ぶことができると両国は確信している。パキスタンは、グリーン・イニシアチブを成功させるために、可能な限り、支援を拡大していく予定だ。
私はサウジアラビアへの訪問が楽しみであり、私とサウジアラビアの指導者との交流が二国間の絆をさらに強化し、市民間の交流のみならず、強力な経済的連携を構築するための道をさらに開いていくことを望んでいる。
この場を借りて、サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子、皇室の方々、サウジアラビアのすばらしい国民の皆様に敬意を表したい。
パキスタン・サウジアラビアの友情よ、永遠なれ!