アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの外務大臣は8日、アフガニスタンの歴史上の「重大な時期」にアフガン国民を支援すると語った。サウジ通信社の報道。
外相を務めるファイサル・ビン・ファルハーン王子はまた、自国の未来に関するアフガン国民の選択について、外部の干渉に関係なく支持するとも語った。
さらに、タリバンとアフガンのすべての関係者が平和と安全を維持し、市民の生活と繁栄を守るために行動することを王国が願っていると続けた。
暫定政権の樹立により、安全・安定の確保や暴力と過激主義の排除、明るい未来の構築のために正しい方向へ向かうことを願う、と外相は述べた。
さらに、アフガニスタンが現在直面している課題を克服できるよう、サウジアラビアが支援していくことを重視していると発言した。
ファイサル王子の発言は、22か国のほかNATOやEU、国連の高官が参加したオンライン会合でのもの。会合はタリバンが暫定政権の陣容を発表した翌日に開催された。
アントニー・ブリンケン米国務長官とハイコ・マース独外相が会合を主催した。
タリバンは先月アフガニスタンを制圧し、7日に暫定政権を発表した。