
ヌール・ヌガリ
リヤド:EUは、気候変動、世界中各国のワクチンへのアクセス、「グリーン経済」の支持について湾岸諸国との戦略的協力関係の推進を目指していると、ブロックの外交政策責任者はアラブニュースに語った。
27の加盟国からなる欧州ブロックの外交担当上級代表ジョセップ・ボレル氏が会談のために、土曜日の夜にリヤドに到着した。彼はアラブ首長国連邦とカタールへの訪問も予定している。
「湾岸協力会議は、私たちにとって最も古いパートナーのひとつ。EUと湾岸協力会議のパートナーシップがは30年以上続いているが、現在の勢いを利用してこの協力関係により戦略的な方向性を与える必要がある」とボレル氏は述べた。
「リヤドでの会談は、私が行う訪問の重要な部分になる。サウジアラビアは、地球規模かつ多国間での関係で重要な役割を果たしており、来たるCOP26での同国の確固たるコミットメントが他のエネルギー生産者たちに刺激を与えると信じている。
「私たちは、ビジョン2030の目的に沿って、またヨーロッパ企業の関与を得ながら、サウジアラビア国内の変革と経済多様化をサポートする最善の方法について話し合う」
ボレル氏は、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相との協力に関する協定に署名する予定であると述べた。
彼はまた来年初めに、サウジアラビアが湾岸協力会議の議長国を務める間に、閣僚レベルで合同協力会議を召集する予定だ。