
アラブニュース
ドバイ:「国と国民の友情と協力の促進」と題した国際フォーラムが、今週サウジアラビアで開催された。
国連およびEUと共同で開催された会議は、社会における女性の役割に焦点を当て、あらゆる指導的地位で男女の均衡を達成させることを目的としている。
会議には、ムスリム世界連盟のムハンマド・ビン・アブドゥル・カリーム・アルイッサ事務総長と、女性権利活動家でもあるクロアチアのコリンダ・グラバル=キタロヴィッチ元大統領が出席した。
「世界平和と多様な国家社会の調和のために、国と国民の間の友情と協力を推し進めていく、たゆまぬ努力が緊急に必要とされています」と、アルイッサ事務総長が語った。
事務総長は、女性が歴史的に疎外され、それによって社会から女性の技量や能力が奪われてきたことを強調した。女性の成功や影響力はあらゆるレベルで十分に実証されてきたと、氏が続けた。
「サウジアラビアで個人的にこの歴史的な変革を見ることができて、大変嬉しく思うと同時に、女性参画のための皆様の貢献と努力、献身にお祝いの言葉を述べたいと思います」と、グラバル=キタロヴィッチ元大統領が述べ、サウジアラビアで進行中の積極的な変化を強調した。
「私の知識は国際メディアから得たものなので、正直に言って2日前にサウジアラビアに到着した時には、正確な知識を持っていませんでした」と氏が続け、サウジアラビアがこれまで達成してきたことに感謝の意を表した。