アラブニュース
リヤド:サウジアラビア民間航空総局(GACA)は28日、ウクライナから渡航する全てのサウジアラビア国民とその被扶養家族の外国人に対し、入国前にPCR検査結果を提出する義務を免除するよう、同国の空港で運航する全ての航空会社に指示した。
代わりにPCR検査は到着後48時間以内に受けなければならないと同局は発表したと、国営サウジ通信が報じた。この指示に従わない場合は、政府の規制に違反することになり、違反者には法的措置が取られると、GACAは述べた。
2月9日には、サウジアラビアに渡航する同国民および外国人は、ワクチン接種の有無にかかわらず、出発前48時間以内に行った承認を受けたPCR検査または迅速抗原検査の陰性結果証明書を提出しなければならないと発表された。8歳未満の子どもには免除されるが、出発国で課されている子どもの新型コロナ検査手順に関する規制には従わなければならない。
新型コロナの検査で陽性となったものの、サウジの当局が承認したワクチンの接種が完了している国民は、陽性となった日から7日後に再検査を受けることなくサウジアラビアに入国できる。ワクチン接種を完了していない人は、検査で陽性となってから10日後にサウジに入国できる。
28日現在、サウジアラビアでは72万3549人がこのウイルスから回復し、8998人が死亡している。同国では、これまでに6100万回分近くの新型コロナワクチンが投与されている。