
サイマ・シャビル
イスラマバード:サウジアラビアの外務大臣が火曜、イエメンにおけるフーシ派の攻撃を非難し、イスラム諸国に対して、イランの支援を受けるこの武装組織にさらなる圧力をかけることを要請した。
「国際決議に従い、サウジアラビアは、イエメンへの武器輸入を止め、フーシ派を無力化するための措置を求める」と、ファイサル・ビン・ファルハーン王子はイスラム協力機構(OIC)外相理事会で述べた。
「王国の安全に対する脅威を阻止できるように、フーシ派に対してより強い圧力をかけるためには、兄弟諸国の役割が重要であることを、改めて伝えさせてもらう」
イスラマバードで開かれているこの2日間の会議には、56のOIC加盟国とオブザーバー国から600人以上の代表者が参加している。
パキスタンのイムラン・カーン首相は開会の辞で、OICはウクライナ戦争において仲介の役割を果たすことができると話した。
「我々は全員、世界中の他の人々と同じように、そこで起こっていることを心配している」と、カーン首相は述べた。「OICでの議論中、外務大臣である我々は、どのようにして15億人を代表し、どのように調停が可能で、どのように停戦を実現することができ、どのように紛争を終わらせられるのか、考えなければならないと提案する」
カーン首相は、OIC首脳会議中に中国の王毅外相と会談し、北京がOICとともに紛争解決をどのように支援できるか話し合うと述べた。